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たかの労災での休職は
決定的に家計にダメージだった。
しんの高校進学を控え
所得が激減する事は
本当に厳しい
情けない話だが
毎月の生活も大変な状況に
あれ、変ですよね
就業中にケガをしてしまって
休んで治療に専念しなくては
いけないのに
労災から下りる手当は
8割なんですよね
休職していても
ご飯は食べるし
電気使うし、ガスも使う
なんなら
ももが仕事を休んで
たかの病院に行ったり
退院後は通院のために
連れて行ったりと
たか以外の所得も減る様な
状態になってしまうのに
変な制度だなーって
感じました。
たかの身の回りの世話と
自分の仕事と家事
そして
ももの親の世話
2足のわらじどころではない
生活に突入。
一日が24時間では足りず
ももの睡眠時間は激減
毎日が片頭痛の状態になっていった。
お金も時間もなく
それでも何とか子供達には
辛い思いをさせたくないと
頑張っていたけど
ある日しんが
ぼく、高校進学するのやめて
就職しようかと思う
と、言い出した。
いちばん聞きたくなかった言葉
きっと
通帳とにらめっこの私の姿をみて
進学を辞めたほうがいいと
思わせてしまったのだろうと
たかが人工関節で手術の
休職中で貧乏しても
泣くことが無かったけど
今回ばかりは泣いてしまった。
キッチンの隅っこ（ももの定ポジ）で
今後の事を考えていたら
自室にいるはずの はなからLineが来た
**以下原文のまま**
ママちゃん
やり方変えるしかないわ、コレ。
しんはちゃんと進学させよう。
はなも頑張るから。
パピーちゃんが治ったら
また頑張ってくれるよ。
ただ、眼の事だから
今まで通りにいかないかも
だけど
はなも働いて頑張るから
一緒に頑張ろう！
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有難かった
でも、情けないなと
自分の無力さを感じた瞬間でした。
兎に角、今を乗り越えるためには
はなの力を借りなければ
この難局を乗り越えられないので
はなに
今だけ助けて。ホントゴメン。
と伝え
ももは派遣勤務を辞めて
昔からやっていた仕事を
本業にし
在宅勤務に切り替え
はなは浪人生活を返上し
バイト人になり
お金は無いけど
少しだけ睡眠時間が増えたので
ちゃんと物事を
考えられるようになった
そして
このころから
我が家は新しい展開に
進んで行く事になっていく