夫の取り調べと私たちの事情聴取 2
子供たちはどこで再現をしているのか・・・
気づいたらお部屋のドアが閉まっていた。
もも:「あの・・・ドア、閉まっていますよ?」
若:「あー、大丈夫です。ももさん怖がるので閉めてみました」
もも:(心の中で)絶対嘘!!
若、警察官なのに嘘が下手すぎ!!
微妙な空気が流れる中、再現から子供たちが戻る。
はな:「戻ったよ~!ちょっとママ聞いて!
もうね、再現の時にパパ役の人がさ超でっかい人で!!
もう、なんかマジ進撃の巨人!wwww
ぜってー何人か人喰ったでしょう?みたいな悪人顔でさ!
そしてさらに笑えたのが、ママ役の人が
ねえ、ご飯食べてる?みたいな痩せててちっちゃいオジサンでぇ!!
しんと二人で『ママ、痩せたね。小さくなってる!』と、笑っちゃったwwwww」
もも:「ほぉ。笑う必要あるか?来月お小遣いカットね!」
しん:「ママ!僕は言ってない!はなだけだよぉぉぉぉ~」
はな:「いやぁぁぁ!ママ、かわいい~し!!」
ママの心の閻魔帳には、はな:XXX しん:XXX と Xを付けた!
そんな感じで過ごしていたら、子供たちの調書も完成。
そしてサスペンダーさんが、しんに向かって
「しん君、ちょーっとこっち来て!」と呼ばれる。
はーいとサスペンダーさんの後についていってしまった。
はーいと行ってしまったが、本当にすぐ戻ってきた。
戻るなり
しん:「パパいたよ!奥のお部屋にいた!。
なんかね、ドアの鏡みないたところを見たの。
したら、パパいてさ!しょんぼりしていたよ」
すぐ近くに夫が居たようだ。
どうやら、自分たちに暴力をふるったのは
この人で間違いないか?の確認の為に
しんを呼んだらしい。
そんな話をしていると、一時退場していた若が
慌ててお部屋に戻ってきた。若とは違う別の若い
警察官も来た。
その人はドアの前に立ち、若は
今後の流れを説明します!なんて、急に言い出す。
ドアの向こうに人の気配・・・
今後の流れを聞いていたら
ドアの前に立っていた警察官が
少しだけ扉を開け、何かを確認して
最初のように開けっ放しにした。
ふーん・・・。夫をどこかへ移したのね。
私が夫の姿を見たのは
自宅で玄関を出る後姿だけで
警察署内ではこの時点で全く見ていない。
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